2015年春夏のネイルデザインはアメリカとどう違う?

私は日本とアメリカのネイルサロンで働いていたことがあるのですが、2010年頃当時の日本とアメリカのネイルに対するイメージや好みは大きく違っていました。
ネイルの歴史はアメリカの方がずっと長く、日本で主流のジェルネイルもアメリカ、カナダの方が先でした。
日本では新しく入ってくる他の文化のものをよりよくして発展させることができますが、ネイルに関してはまさしくそんな感じです。日本にネイル文化が入ってきたと思ったら、あっという間にネイルサロンやネイルスクールができ、すぐに剥がれるポリッシュではなく、ジェルネイルが入ってくると、もはやほとんどの人が当たり前のようにジェルネイルを選ぶようになりました。

 

でもアメリカのネイルサロンで日本人、その他欧米人などのネイルをしていた私は、やはり少なからずカルチャーショックのようなものを感じたことがあります。

 

そもそもアメリカでは、ネイルサロンはファッションだけの目的ではなく、ケアをするという感覚でもあるので、男性もやってきます。実際男性のお客さんも結構きていましたが、その多くが足の爪のお手入れと、足の裏の角質取り目的でした。でも日本ではあまり考えにくいですが、足の爪が病気になっていたり、水虫はもちろん、ものすごい角質や汚れのついたままサロンにくる人もいて、「これは病院に行った方がいいのでは。。」と思ったことも何度かありました。

 

女性のお客様も日本人に比べるとあまり綺麗ではない状態でも躊躇することなくサロンにくる人がたくさんいます。
私の感覚では、欧米では基本的にネイリストというのはあまり憧れられるようなお仕事ではなく、ネイルサロンも日本のようにキラキラした感じというよりは、庶民的なお店でいかに安く早く仕上げるかがネイルサロンの評価に繋がると思います。
日本人の2時間じっと待っても素敵なデザインに仕上げて欲しいと思う感覚と大きく違うなあと感じていました。

 

でも最近では日本でも、早く仕上げるというのを売りにしているサロンが増えてきましたね。値段もどんどん安くなり、ジェルの出始めから半額くらいになっています。
そして欧米でも日本のようないろんなデザインのネイルが流行るようになりました。
おそらくケイティーペリーやレディーガガ、リアーナなどセレブ達がデザインネイルをするようになり、どんどん広まっていったのだと思います。アメリカでジェルネイルというと、日本でのソフトジェルの他にハードジェルもまだまだ人気があります。爪のエクステンションができるのでデザインの幅も広がります。

 

日本とアメリカのネイルの好みで私が一番思うのが爪の形です。日本人はジェルが普及してから自然な形のオーバル型が人気になりました。卵の頭のような形です。それに対してアメリカでは、オーバルも流行りつつありますが、スクエアオフという四角い形の角を落とした形がまだ人気がありますね。

 

日本では日本ネイル協会の検定の項目でもエクステンションをする場合はいかに自然にカーブを作るかが非常に重要なのですが、アメリカではエクステンションをしてもカーブはあまり重要視しないのか、先端に向けて広がるような形も多いですね。ただネイリストの技術にもよるかと思いますが、日本ほど完璧な仕上がりに拘っていないような気もします。

 

ところで2015年の春夏で人気のデザインですが、日本ネイリスト協会が発表した、2015年春夏ネイルのトレンドカラーは「フロスティイエロー」という霜がかった、くすんだようなイエローということで、マーブルやパール、花柄などが人気のようです。

でも私のおすすめは今年のファッショントレンドとリンクするようなギンガムチェックやレトロなパステル花柄、レースと組み合わせたシンプルなデザインですね。ネイルもトレンドに合わせればトータルコーディネイトは完璧ではないでしょうか。

 

一方、デザインネイルが人気になり始めたアメリカでの春夏トレンドはかなりシンプル!
ランウェイで見られるネイルでも、一色か、根元のライン、もしくは一本だけストライプ、またへえと思うのがクリアネイルにパステルでいくつかランダムに線を入れたデザイン。これが結構見られたのですが、日本だったらリクエストする人は少ないでしょうね。でもやはり指先はいかに清潔に綺麗に見えるかも大事なのとシンプルネイルは服装を合わせやすいのでこれもありなのかなと思います。

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