アナと雪の女王2の口コミがイマイチな理由は2つ!

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11月22日に公開されて以来、世界中で爆発的なヒットをしていて記録を更新し続けているディズニー映画アナと雪の女王2。観に行った人の口コミの中には辛口なものもあるようですが、その中でも「子供には分かりづらい」といったコメントもあるようです。今回のアナ雪は曲も『大人向け』に作られていることにあるのではないかと思いますが、評価がイマイチな理由はこれではないかと思う理由を挙げてみました。

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続編のアナ雪2に対する世間の口コミは…


2013年に公開されたアナと雪の女王が大ヒットをした理由は内容はもちろん、歌のインパクトもかなり大きかったことがあるのではないかと思います。

 

6年経って公開されたアナ雪2は期待値が大きいこともあり、公開第一週目から記録的ヒットをしていますが、その割に口コミの評価は低めなものが目立ちます。

 

その理由は

『話の内容が薄い』

『よくわからない』

『前作のが良かった』

といったもので、主に話の内容についていけなかったのが評価が下がった理由のようです。

 

 

アナ雪の大ファンである私個人的には、今回のアナ雪2はかなり楽しんでみることができた一方で、口コミで『話の内容がイマイチ』となった理由もなんとなくわかりました。

 

もう少しこうだったら口コミ評価は上がるんじゃないかなと思った点。


公開当初辛口のコメントが多かった理由はこの2つではないでしょうか。

 

『吹き替え版で観た』

『1回しか観てない』

 

吹き替え版じゃなく、字幕版で観る方が、キャラクターの口も全て英語のセリフに合っているので自然でよりリアルに感じます。

とはいっても小さな子供と一緒に観る場合は字幕、というわけにいかないのでこれは仕方ないですね。

でも、1回しか観てないと見逃している部分や、よくわからなかった(難しい)と思うところが多いので、何回も観るのが本当におススメです。(観れば観るほどいろいろ理解できて面白くなります)

 

1回では、隠れているディズニーキャラにも絶対気づきません!笑

 

吹き替え版はどうしてもニュアンスが変わってしまいます。松たか子や神田沙也加の歌声はホントに凄いですが、原作と比べるとその歌から得られる感動やインパクトはかなり違います。

セリフに関してもやっぱりしっくりこない部分が出てしまうのは否めません。

 

 

『2回以上見る』のは映画館だとチケット代がかかるので無理かもしれませんが、(私は公開初週で2回観に行ってしまいましたが)今はU-NEXT実質無料で1回視聴できるし、アマゾン限定グッズ付きDVDやブルーレイが購入できるので、何回も観て楽しめると思います。

 

 

実際に映画館で観た時、1回目と2回目の印象が違ったので、それからまた観たくなり、結局地元シアターに5回以上観に行ってました。どんだけお金つかったんだ…汗


1回目見た時には、口コミの批評のように、ストーリーについていけない部分がありました。

 

さらに、クリストフのドアップやソロの歌一曲歌いきる部分に失笑。(何回か観たらこの部分も好きになったんですが)

 

それでも映像のキレイさと歌の迫力、雰囲気などでアナ雪の世界にどっぷりはまって感動。

が、娘の方はところどころ楽しそうに観ていたものの、私が感じたほどのインパクトはなかったようです。

 


もうちょっと理解したいなと思い、2回目を見る前に原作のキャラを演じているキャストのインタビューや監督の意図、曲を作詞作曲したロペス夫妻のインタビューなど、アナ雪2に関する情報を仕入れてから鑑賞。

 

すると前回とは違う魅力や、ストーリーでついていけなかった部分も理解できたのです。

 

『今回のアナ雪2の曲は大人向けに書いてほしい』という監督からの要望があったという通り、確かに大人向けの曲ばかりだったことに納得。(米国でも、子供のディズニー映画はイマイチ楽しめないが今回はものすごく楽しかった、という口コミがありました)

 

 

クリストフのソロ曲は80年代のロック調で、というリクエストにも見事答えられているし、アナを演じたクリスティンベルが『今回は男性の心情を見事に歌い上げるっていう今までにディズニーではなかった演出があってよかった。息子にも自分の気持ちを表現することの大切さを教えられた』

 

と語っていたことで、この演出の部分の意味を理解できたこと。

 

さらにクリストフを演じるJonathan Groff(ジョナサン・グロフ)が、ソロ曲を歌えると聞いて飛び上がって喜んでいたエピソードもあり、少し微笑ましく見れたこと。(それでこのシーンも好きになりました)

 


 

 

他にも『女性を立てる男性ディズニーキャラは珍しい。クリストフがアナを助ける時に”大丈夫!俺に任せろ!”じゃなくて”僕はここだよ、何をすればいい?”と聞いたセリフに鳥肌が立ったわ』というクリスティンベルの言葉にも共感。これは多くの女性が同じように感じたようで、ツイッターでも話題になりました。

 

 

 

他には例えばなぜエルサを妨害していたノックが急に味方になったのかという部分…

 


ノックは森を守る水の精であり、森に侵入する人間の能力を試している。ダークシーでノックに勝てるものはなく、海を渡ろうとしても溺れてしまうだけ。ところがエルサはその凄まじいパワーで水を氷に変え海を渡ろうと突き進む。エルサにその能力があることが証明され、そして人間界と自然界をつなぐ第5の精霊であるエルサをノックがサポートするように。

 

森の精たちが人間たちに怒りを向けるようになった過去の描写が弱いから理解できないまま進んでしまうのかなと感じた部分でした。

 

 

あとは『続編はダメ』という人たちは基本的に続編嫌いなのかも…??

 

 

続編に期待するものが、前回と同じような展開であればそれを裏切れば残念となってしまいます。自分の期待していたものと違うとき『期待を裏切られて楽しめた』となるか『期待通りでなくがっかり』となるか、です。

 

今回のアナ雪2では『魔法が使えるようになった自分のルーツを探る』エルサ達の旅というテーマをもとに大人向けに作られた楽曲や高度レベルのアニメーションを楽しめるという別の楽しみ方もできる作品であり、『ストーリーがつまらない、駄作』と言ってしまうのは少し単純すぎるのではないかな~と思います。

 

何度か観たことで、1回目とは別の楽しさがあったアナと雪の女王2。制作裏話なんかを聞いてから観るとまた違った感動があるのではないでしょうか。

 

 

 

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