今朝、家のドアをたたく音がするので、てっきり先週オーダーしたAmazonの配達だろうと思っていると、アメリカ国勢調査の調査員でした。なかなか出てこない私に通知書を置いていったので、それを元にオンラインで国勢調査に回答。今回はその内容や回答を拒否するとどうなるのか…をまとめておこうと思います。
アメリカ国勢調査の参加は義務
アメリカ合衆国憲法によって、10年ごとに国勢調査を行うことが義務付けられています。国勢調査の結果に基づいて、議会における各州の議席数、選挙区の画定、6750億ドル以上の連邦政府の資金が毎年どのようにコミュニティへ分配されるかなどが決定されます。 (www2.census.gov/)
前回の国勢調査が2010年、そして今年はそれから10年後なので国勢調査が行われています。日本は5年ごと、アメリカは10年ごととのこと。
アメリカに住んでいる人全員を正確にカウントしなくてはいけないので、国勢調査の参加は住民である限りは義務。
ここのコミュニティーにはこれだけの人が住んでるから病院や学校にはこれだけの資金が必要で、議席数はこれだけにしましょう、ってことを決めるんですね~。
あなたの回答は連邦法によって保護されます。いただいたご回答を統計作成
のためのみに使用し、政府機関や裁判所により、あなたに不利な証拠として使
用されることはありません。 (www2.census.gov/)
個人情報がバレる、と心配する必要はないとのことですが住所レベルなら、あちこちからDMが来ることからみてももうバラまかれてるし、不法滞在とかでなければ心配することないのかなと思います。
駐在員や日本人も参加しなくちゃいけない
2020年4月の時点でアメリカに住んでいる人は全員回答しなくてはいけないため、駐在員であっても日本人であっても、参加の義務があります。国勢調査の参加拒否、虚偽の回答した場合
By census law, refusal to answer all or part of the census carries a $100 fine. The penalty goes up to $500 for giving false answers. (americanbar.org)
参加拒否したら100ドルの罰金、虚偽の回答をしたら500ドルの罰金が科されるそうです。
国勢調査って住所や誰がそこに住んでるか、誕生日、人種を聞かれるだけ(だけ、っていうのは私の主観ですが)なので拒否する理由は特にないんじゃないでしょうか。なにか法律に反することをしてるとか、不法滞在してるっていう場合は足がついたらヤバイって心配になるのかもしれませんが、これに回答したから逮捕される、なんてことはないようです。
でも人口を不正確に数えることをわざと意図して情報を提供するなど悪質な場合は罰金最高1000ドル、最高1年の刑、またはその両方の罰金が科せられるそうです。
でも、内容や目的を理解したあとでオンラインで回答するとかなら抵抗がなくても、直接調査員が家にピンポンしにきて、ここには誰が住んでるの?誕生日は?性別は?人種は?なんて聞かれたら怪しいし怖いので答えたくないのが普通なんじゃないかと思います。調査員は普通の市民だし(カジュアルな恰好したおじさんやおばさん)まず家に来られてもセールスかと思って居留守使っちゃうかもしれないですよね。
国勢調査の方法
回答方法は1 オンライン
2 電話で回答
3 郵送で回答
4 調査員に回答
ここにそれぞれの回答方法が載ってます。
電話で回答する場合は言語も選択できます。
日本語は: 844-460-2020
オンラインで回答する場合も言語選択で日本語が選択できます。
オンラインの場合

② 国勢調査員にもらったIDは間違ってたようなので、IDなしのほうをクリックして開始

③ 住所確認

住所入力

④ 名前と電話番号

⑤ household questionsに回答

⑥ 現住所に住んでる人の人数

⑦ 自分以外に住んでる人の名前

⑧ 住居形態

⑨ 家賃やローンを払っている人

⑩ people questionsに回答(性別・人種など)

⑪ これを全て回答したらfinal questionsへ

⑫ 現住所以外に住んでいる場所

⑮ なぜそこに住んでるのか

⑯ 間違いなければsubmit questionnaireをクリックして終了

最後にconfirmation #が出るのでメモかスクショして終了。
国勢調査の期限
2020年5月、国勢調査員は2020年国勢調査に未回答となっている世帯の戸別訪問を開始
とのことなので、8月後半の今になって家に調査員がきて回答した私は相当遅かったパターン。汗。
今思えばYouTubeでめちゃくちゃ宣伝してたけど、広告は聞かず飛ばしてたパターン。汗。
みんなコマーシャルで知ってたのかな?コロナで閉じこもってた上に広告は無視、郵便も来てないし、知らない電話番号には答えない私は、なかなか連絡取れないやっかいな住民の一人だったのかもしれないですね。汗。
でも回答を拒否してるわけじゃなかったらペナルティーになるわけじゃないので心配しなくて良いのかも。調査員に渡された通知書は2日以内に回答するように書かれてました。とりあえず速攻回答したので良しとします。
次回は10年後なのでこれを書き留めてもあまり役に立たないと思いますが、一応備忘録として残しておこうと思います。
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