スーパーでWICと書かれた商品を避けるべき理由。

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スーパーの商品棚でもしも「WIC」という表示がついている商品を見つけたら、なるべく避けるようにしなければいけません。あまり気に留めず買い物をすることがほとんどだと思いますが、これを知らないととても困る人たちが出てしまう可能性があります。

そもそも「WIC」って何?という人が多いんじゃないかな~と思うんですが、今日はこのWIC商品って何?どうして避けた方が良いの?ということをまとめたいと思います。

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WICって何?


WICというのは、Women Infants and Childrenの略で、政府による低所得者の妊婦さんまたは0~5歳児の子供を持つお母さん対象の食品購入援助プログラムです。

 

WICの目的:

このプログラムは、生まれてくる赤ちゃん、または乳幼児が十分に栄養のある食事を採れるようにすること(栄養不足による障害が起こらないようにすること)が目的で、アメリカで生まれる新生児たちの半数はこの制度を利用しているのだそうです。

 

受給資格:

低所得であることを証明する必要がある。

 

低所得というのは、収入が以下の場合

 
家族構成 月収 年収(グロス)
1人家族(妊婦) ~$1,968 $23,606
2人家族 ~$2,658 $31,894
3人家族 ~$3,349 $40,182
4人家族 ~$4,040 $48,470
5人家族 ~$4,730 $56,758
6人家族 ~$5,421 $65,046
これ以外の低所得者向けのプログラム(TANF、SNAP、Medicaid)に承認されている場合は自動的に受給資格が与えられる。

 

申し込み方法:

オンライン(各州のサイト)か、通話無料電話で申し込む

 

受給対象者には、小切手かカードが送られてきて、それらを使って購入できるようになっています。

このWIC小切手やカードで購入できる商品はwalmartやtargetなどスーパーの商品棚に「WIC」という表示があります。

 

この表示がない商品は購入ができません。

 

WIC商品を避けるべき理由


WICの対象じゃない人たちが、このWIC商品を購入するのがダメというわけじゃなく、WIC利用者も利用しない人もその商品が購入できます。ただWIC利用者に譲った方が良い商品ということです。このWIC表示があっても知らなきゃ「??」とスルーしてしまうだけなのに、とても小さく表示されていることも多いので、気に留めないと気づきません。

 

多くの人が利用しているとはいえ、妊婦さんと新米ママでなければ何だろう?で終わってしまうんじゃないかな~。

 

でもこのマークがついている商品は政府の厳しいガイドラインに沿った商品で、WIC受給者はこの指定の商品しか購入できないので、これらが棚からなくなってしまうととても困ってしまいますよね。

 

 

 

とくに今年はコロナウィルスのせいで買いだめする人が多くて、棚がガラガラになることもよくあったので、こういうケースでは特に気をつけたいですね!

 

アメリカの新生児の半数は利用しているというので、結構な割合じゃないかと思います。WIC利用者じゃなければ、他のブランドでも構わないことが多いと思います。

 

WIC利用者の中には、欲しいものが買えないことがあるので、自分は食べるのを我慢して子供に与えているという人もいるそうです。

 

WICで交換できる商品はどんなものがある?


商品棚の値札のとなりにある、ピンクやオレンジなどのWICという文字が目印。

野菜や果物、ピーナツバター、ミルク、缶ミルク、シリアル、卵、豆…などなどのWIC対象食品で、オムツなどには使えません。

 

WICプログラムで支給される食品は妊婦さん、母乳で育てるお母さん、fomulaを使うお母さん、子供の年齢などの状況によって変わります。

 

また、食品の購入以外にも、カウンセラーによる母乳で育てるお母さんへのサポートやアドバイスなども受けられたり、母乳用搾乳器の供給などがあります。

 

多くの妊婦さんやママが受給資格があっても申請しないことが多いのだそうです。

確かに、、もしも知らなければ申請できないですもんね。

 

まとめ

スーパーの食料品棚には、政府の厳しいガイドラインを通過したWICという妊婦さんと5歳までの子供を持つ低所得の母が購入できる商品に「WIC」という目印がついている。

誰でも購入できる商品ですが、WIC受給者はWIC指定の商品しか購入ができないため、もし気づいた場合はその商品は避けるようにすべきです。

WIC受給者は食品の購入以外にカウンセラーによるアドバイスや母乳補助器具などが供給される。

 

 

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