私は今トレーダージョーズの近所に住んでいますが、そうでなくてもトレジョが大好きです。毎週必ず買いに行っていますが、お土産を買う時にもここで買えば間違いない、というものがたくさんあります。今回はトレーダージョーズの人気の秘密と、トレジョファンでも知らないかもしれない17の秘密を紹介したいと思います。
トレーダージョーズはなぜ人気があるの?

現在、トレーダージョーズはアメリカの42州で503店舗あります。
トレーダージョーズは店舗をオープンするときに、徹底的に市場リサーチをして厳選した場所でないとオープンしないのだそうです。

そのため、トレーダージョーズが近くにあることは『とてもラッキー』なんです。
私はテキサス州で2度引っ越ししていますが、どこからもトレーダージョーズが車で7~20分くらいの距離だったので、とてもラッキーだと思います。
裏話ですが、トレジョが近所にあると物件の価値が上がるのだとか!
まあ、トレジョファンとしてこれはとても納得です。
トレーダージョーズのエコバックをアメリカ土産としてもらったことがある人も多いのではないでしょうか。(実際私もトレジョのエコバッグをお土産で大量に持って帰ったことが…)
でも

なんでみんなトレジョ、トレジョってそんな人気あるわけ?
と思う方もいますよね。
箇条書きで説明すると、
・おしゃれ
・ポップやパッケージが抜群にかわいい
・オーガニック商品で体にやさしい
・レジが早い
・スタッフが親切
・ストックが少なく希少性が高い
・自社ブランドがほとんどのため他では買えずしかも安い
・いろんな国の食材がある
・試食ができる
私が毎週通うトレジョは本当に上記そのものです。特にレジは並んでいると、開いたレジのスタッフがすかさずやってきて、『こっちにどうぞ』って言ってくれます。
トレジョのスタッフは商品を詰める練習をかなりしていると思います。
もしかしてテストとかあるかも…。
みなさんもトレジョのレジで、袋にまるでアートのようにピッタリキレイに入れる男性スタッフに驚いたことがあるのではないでしょうか。(経験が浅い人はあんまり上手くないですが汗)
私はいつものエコバッグを持って行ったとき、
『ちょっとこのエコバッグじゃ入りきらないかもな、しまった大きいの持ってこれば良かった。。』
と思った時でも
ピッタリと綺麗に入れてもらって感動したことが何度かあります。
トレーダージョーズの秘密
トレジョについて書こうとするとついつい、好きすぎて書きすぎてしまうのでここからはトレジョの秘密について書いていきます。秘密というよりは豆知識的なものも含んでます。
秘密① どの商品でも頼めばサンプルをくれる

トレーダージョーズは試食コーナーがあり、毎日何かしらのサンプルを試食することができます。
が、そこにないもので試したいものがあれば、スタッフに頼めばどの商品もサンプルを持ってきてくれるのだそう。
私はよく行くため、いろんな商品を試食させてもらっているので、あえて他の商品を試食したいと言ったことはありませんが、もしも遠方であまり行かないという場合はスタッフに聞いてみても良いかもしれないですね。
秘密② エコバッグを使って$25ドル以上買うとギフトカードの抽選に自動エントリー

これは一部の店舗で行っている素晴らしい企画。もっとエコバッグを使ってもらうためのプロモーションでしょうか。
エコバッグを使って25ドル以上のお買い物をすると、$25ドルのギフトカードが当たる抽選に自動エントリーされます。
残念ながら私の通う店舗ではこれをやっていないのですが、もしもやっている店舗が近くにあればラッキーですね。
秘密③ メーカーのクーポンが使える

トレーダージョーズの商品はほとんどがオリジナル商品です。そしてトレーダージョーズはクーポンは発行していません。
でもメーカーが発行する商品のクーポンを持っていけば割り引いてくれます。
と、いっても8割がたオリジナル商品なので、クーポンの使える商品を見つけられるのはよほど慣れた地元民だけかもしれないですね。
個人的には、トレジョは既にお買い得価格のためクーポンを使いたいという気持ちにはあまりなりませんが…。
秘密④ トレーダージョーズのバナナは13年間値段が変わってない

トレジョのバナナはオーガニックとそうでないバナナがあります。そうでないバナナの価格は1本19セント!
バナナはどこでもたいてい安いですが、量り売りがほとんどではないでしょうか。
トレジョのバナナは1本19セント。この値段は13年間変わっていないのだそう。
ちなみにオーガニックバナナは1本25セント。余談ですが、ガソリンスタンドの売店で1本あまり新鮮でないバナナを買った時、50セントでした。

だからトレジョがますます好きになってしまうんですね~。
秘密⑤ いつでも開封後でも返品できる。理由は聞かず返金してくれる
これは秘密でもなく知っている人も多いかもしれないですが、トレジョはコストコのように開封後でも理由も聞かず返金してくれます。(ただし、コストコは返品したものの履歴が残っているため、返品ポリシーを悪用するとメンバーシップにフラッグが立つそうですよ)ウォルマートとかのスーパーでも開封後のものを返品できますが、理由は聞かれます。

理由をいえば『ダメです』とは言われないですけどね
コストコの場合は、返品システムが素晴らしいのは『返品しにきた人がついでに何か購入していく』という『お客さんがコストコに来てくれる』方のメリットがあるためだと聞いたことがあります。
トレジョは『私たちはそういうビジネススタイルです』と宣言していますが、ユニークな商品や食べたことない国の食べ物を、お客さんが気に入ったかどうかがわかる(限られた商品スペースにその商品を置くかどうかの指標になる)理由もあるのかなーと思いますね。
私は今まで口に合わなかったものもありますが、まだ返品したことがありません。大好きなトレジョに手間を取らせたくはないですが、今度試しに口に合わなかったものを返品してみようと思います。
秘密⑥ トレジョの混雑を避けたいなら火曜か水曜の朝にGO
トレジョはいつ行っても混んでいることが多いです。と言っても私の行くトレジョは平日なら比較的空いています。
NYのトレジョはレジにあり得ない程の行列がいつもできてますね。何度か、この行列を見て帰ってきてしまったことがあります。

トレーダージョーズは大人気店で限られた場所にしかないため仕方がないですが(でもレジは早い)もしも混雑を避けたいなら、スタッフのおすすめは火曜日と水曜日の早い時間だそうですよ。
週末はどこの店舗も混んでますが、特に夜5時から6時はピークなのだとか。
時間がないのならやっぱり平日を選んでいくべし、ですね。
秘密⑦ 同じシリアルはトレジョで買ったほうが安い

具体的に言うと、トレーダージョーズにある『O’s』というシリアル。これはアメリカのシリアルで超有名な『Cheerios』とほぼ同じ。
『Cheerios』は3.99ドルに対してトレジョの『O’s』は1.99ドル。トレジョの製品はアメリカの大手メーカーが作っていますので、もしこれをよく買うというのならトレジョで買った方が安い!
念のため、原材料をHoney Nut CheeriosとO’sで比べてみるとほぼ同じ。
ただ、気づいたのは『トレジョの方がヘルシーになってる』こと。
これを食べ比べてみた私のリアルな感想を書きますね。
Honey nut Cherrios…甘味が強く、サクサクと子供でも食べやすい。キャラメルコーンのような感じでお菓子感覚で食べられる。が、ミルクを入れたらすぐ食べないとふにゃふにゃになってまずい。
O’s…Cherriosを期待して食べると甘味は控えめでアレ?っとなる。カリカリしていて固めなのでたぶん子供は苦手。ミルクを入れてもしばらく固いのでザクザク食べられる。
私個人的には糖質はとりたくないので(痩せるためじゃなく健康のため)O’sの方がヘルシーで好きですね。
Cherrios→ 子供ウケ◎ 甘いのが好き◎ お菓子として食べたい◎
O’s→ 健康志向◎ 噛み応えある方が良い◎ ミルクをいれてもサクサクしてる◎
こんな感じですね^^
といっても私が一番気に入ってリピしているのはこれですが。。

糖分が6gでO’sより多いんですが、でも味が好きで買ってしまいます。
これとコーヒーの組み合わせは便秘解消にも良いですよ^^
秘密⑧ レジの鐘は1回、2回、3回に意味がある

トレジョのレジで何か店員さんに質問したり、商品の有無を聞いたりすると店員さんが鐘を鳴らすというのを見たり体験したりした人もいるのではないでしょうか。
私はあの鐘の回数に意味があることを知りませんでした。
鐘1回…他のレジを開けますよ
鐘2回…お客さんが質問があるのでヘルプに来て(他のスタッフを呼ぶ)
鐘3回…マネージャークラスの人を呼ぶ
鐘ガラガラガラガラ…遊んでるだけ(娘も鐘を鳴らすのをやらせてもらったことがあります)
そもそも他のお店だと、店内アナウンスやインカムを使って連絡を取り合いますよね。でもトレジョはそれはトレーダージョーズのスタイルではない、と鐘を鳴らす方式。
これもトレジョらしくてなんだかオシャレです。
秘密⑨ 海苔が好きならトレジョで買うとお得

トレジョのスナックコーナーには、海苔が売られています。味がついた『お菓子として食べる』海苔ですが、これが大人気商品です。
しかも、小袋包装になっていて6個入で3.49ドル。さらにこの海苔はオーガニックです。
トレジョの説明によると、この海苔は韓国のメーカーが、不純物や虫がつくのを避けるため、化学薬品の代わりにライトを使っているとのこと。
健康に気を遣いながらも安い値段でこのお菓子海苔が買えるのです。
こういうお菓子感覚の海苔は、韓国系スーパーにたくさん売られてますが、値段はもっと高め(というか大量に入って倍くらいの値段のものが多かったりします)
ちょっと食べたいというサイズがあまりなく、あっても高いですね。
そして『オーガニック』ではありません。

なのでトレジョで買った方がずっと体に優しくお得。
秘密⑩ ある日突然お気に入りの商品がなくなることがある

トレーダージョーズは毎週新しい商品が入ってきます。これはトレジョが発行する『Fearless Flyer』に載っています。(お店に置いてあります)
そして店頭にある商品でお気に入りのものがあっても、いつもそれが並んでいるとは限りません。
商品スペースが狭いため、売れ行きが悪い、コストが上がって採算性が悪くなった、などの理由があればあっさりなくなってしまいます。
もともと店舗に置いてある各商品数は少ないので、ストック補充が間に合わなくてなくなっていた時『次に買えばいっか』と思っていてもその商品がなくなってしまうことがあるのです。
季節商品であれば、本当に瞬く間になくなります。
とっても可愛くて全種類買ったホリデーのアドベントカレンダーは次回買おうと思ったらもう無くなってました。
これです↓↓
https://us-life-navi.net/3675.html
トレジョの狭い商品スペースを獲得するために、各商品たちは一生懸命自己アピールをして競争しているのです。
秘密⑪ トレジョの店舗うちの地元にも作って!とリクエストできる
冒頭でも書きましたが、トレーダージョーズは新店舗のオープン地を念入りにリサーチします。そのため、そこに店舗がなければトレーダージョーズが『ここはちょっと…』と懸念材料があるのかもしれません。でも逆に需要があれば条件が合えばオープンの可能性があるかも!
ということで、トレジョが近くになくて嘆いている方は、トレジョのホームページからリクエストすることができます。
最近では1月6日にNYに新しいトレーダージョーズがオープンして大行列となりましたね。
他にも去年11月にはカリフォルニア州やニュージャージー州で新店舗がオープンしています。
秘密⑫ お客さんに一番人気なのはマンダリンオレンジチキン!

これはフローズンコーナーにある大人気商品です。うちの近所でも「お客さんが選んだNo1商品」と大きなポップが出てました。
私も好きでよく買う商品です。
これは唐揚げのような一口サイズのチキン(薄味がついている)と別に袋に入ったソースが入っています。ソースはピリ辛甘目なので大人向け。うちの娘はソースなしか少な目で食べてますが気に入っています。
※しばらくヘビロテしてましたが、最近娘がこのチキンを喉につまらせてむせてから食べなくなっちゃったので買うことも減りました泣
秘密⑬ 子供にアメか非売品のステッカーをくれる

店舗によっては店内のポップに書いてある『宝探し』でお宝(おもちゃだったり)を見つけてスタッフに言うとアメをくれたりします。
私の行くトレーダージョーズでは、レジのところで『飴かステッカーいる?』と聞いてくれます。

飴のときはまず親に『あげていいですか?』ってちゃんと聞いてくれるところがさすが。
ちなみに飴は実際に店頭にある商品。これです。可愛いし美味しいのでお土産に買ったことがあります。

そしてステッカーは非売品なのでとてもレア!
中にはホリデー限定のデザインや、特別に封筒に入った超レアなステッカーをくれる時もあります。
このステッカーはとてもかわいいのでハッキリ言って娘よりも私の方が楽しみにしています。(が子供にしかくれない→頼めばくれるかもしれませんが…)
秘密⑭ すべての店舗にアーティストが2名は在籍している

トレーダージョーズといえば目を引くポップ広告や可愛いイラストで有名です。むしろこれがあるからこそお客さんが来たくなるというほど重要なもの。
どの店舗に行ってもあるよな~と思っていましたが、これは各店舗で2名はアーティストを雇っているからなのだとか。
もちろんアートだけでなく他の業務も行っているスタッフなのですが、本物のアーティストを雇うあたり、このポップがどれだけ大切なのかよくわかりますね。
秘密⑮ 従業員はクルーと呼ばれている
秘密でもなんでもないかもしれませんが…汗スタッフと書いてきましたが、トレジョの中では従業員は『クルー』と呼ばれています。
これはトレジョに限らずですね。
従業員たちはトレーダージョーズのユニークな商品に関して幅広い知識が必要です。
バックルームではテイスティングが行われ、産地や材料など様々な勉強をしては他のクルーに伝えているのだとか。
年に1回?クルー同士でパーティーが行われたり、クルー同士の仲も良いそう。
秘密⑯ 消費期限間近のものはフードバンクに寄付している
トレーダージョーズは、消費期限切れるまで商品を売り切ろうとはしないようです。ウォルマートではたまに

ナニコレ!消費期限すぎてるんだけど…!!
が、トレジョでは消費期限が切れそうなものは、廃棄ではなく、切れる前に地元の学校や病院のイベント、リクエストのあった非営利団体(ルール有)に寄付するのだそう。
例えば2018年にはなんと370 million dollars(407億円)相当の寄付がされたのだとか。
寄付の額だけでこんなに巨額になっているとは、、それでもトレーダージョーズの売り上げは2017年にはなんと133億ドル(1兆4650億円)なので、あれだけ店舗も少なく売り場面積も狭いのにすごい人気があるなと改めて感じますね。
秘密⑰ オーナーはドイツ人

トレーダージョーズのオーナーは2010年に死去したドイツの実業家Theo Albrecht (テオ・アルブレヒト)さん。亡くなった年の資産が $16.7 billionでフォーブス誌による世界の富豪ランキングで31位でした。
彼はアメリカに展開するドイツのディスカウントスーパー『ALDI』のCEOでもありました。WIKIによると、1971年に、金に困った弁護士により誘拐され、17日後に身代金400万ドルで解放されたのだそう。
ということで、トレーダージョーズがなぜこんなに人気なのかというのは理解できたのではないでしょうか。
今後もトレジョの商品のレビューやトレジョに関するあれこれを書いていきたいと思います。
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