【2020年】アメリカのアパート家賃が高い都市ランキングと住みたい州の家賃相場を調べる方法

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アメリカでアパートを借りたいなと思う時、一番初めに気になるのが「いくらが相場?」ということだと思います。アパートの家賃は同じアパートでも変動がよくあります。今回は全米のアパートの家賃平均値や家賃の上昇率ランキング、そしてあなたが住みたい州の平均家賃を調べる方法を紹介します。

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アメリカでアパートの家賃が上昇したメジャーな10都市のランキング

「Apartment List」の調査によると、全米のアパートの家賃上昇率は過去5年の中では一番低い1.4%です。

2019年から2020年での全米の主な都市のアパート家賃上昇が一番高かったのは

 

アリゾナ州メサ

 
全米41位の規模で、成長著しい大都市フェニックスの郊外都市として人口増加が進んでいます。
 

高い成長を遂げている大型の衛星都市を指す『ブーンバーブ(boomburb)』と呼ばれているのだとか。

トリップアドバイザーによるとメサで一番人気の観光地はユーズリー マウンテン保養地。


ここは現在も人口がどんどん増加している人気都市で、家賃の上昇率は前年比で5.1%。

これは全米の平均1.4%の3倍以上ということで、かなり勢いがあることがわかります。

 

以下、それに続くメジャーな都市10位まではこちら

 

2. ネバダ州ヘンダーソン 4.3%

3. アリゾナ州フォニックス 3.8%

4.  コロラド州コロラドスプリングス

5.  ネバダ州ラスベガス

6.  テキサス州オースティン

7.  テネシー州ナッシュビル

8.  ノースカロライナ州シャーロット

9.  カリフォルニア州アナハイム

10. カリフォルニア州ストックトン

 

日本人にも人気の都市がいくつか入っているようですね。日本人に人気といえば、カリフォルニア州は家賃が高いことで有名ですが(NY州も)アパートでさえ家賃上昇ランキングに入っているとなると、ますますここに住むのは夢のようになってきますね。

 


カリフォルニア州やNY州のアパートの家賃を払い続けるなら、まず家を購入したい。。。

 

 

1BR(ワンベッドルーム)の家賃が一番高い都市は

 


 

賃貸アパートの検索サイト「Zumper」のサイトによると、全米の1BRアパートの家賃平均は$1,217。日本円にして132,248円(2020年1月時点)がワンルームアパートの平均となると考えると、日本と比べてだいぶ高いですね。

 

家賃だけ比べると確かに日本より高くて住みにくそうなイメージがありますが、実際に家賃に比例して平均収入も上がったり、部屋自体は1BRといっても日本よりかなり広いことが多いです。また広いだけでなく、天井が高いので圧迫感がなく、共同施設としてプールがついていたり娯楽施設やフィットネスがあることも普通なので、そういう点では快適さはかなりあります。

 

さて、全米の1BRアパートの家賃平均は$1,217ですが、最も高いのは一体どこでしょう。

 


そりゃニューヨークでしょ。



カリフォルニアのが高そう

 

やっぱりこの2大都市の家賃は半端なく高いです。

 

そしてZumperの調査によると、2020年1月の時点でのトップ5は以下のようになります。

 

 

1. カリフォルニア州サンフランシスコ $3,500

2. NY州ニューヨーク $3,000

3. マサチューセッツ州ボストン $2,590

4. カリフォルニア州オークランド $2,500

5. カリフォルニア州サンノゼ $2,450

 

1位はサンフランシスコ!なんと1BRで3500ドルも払わなくてはいけないとか。


シリコンバレーへの近さが、この街をアメリカで最も裕福な都市の1つにしており、2019年の「Billionaire Census report」によると、サンフランシスコはアメリカで3番目にビリオネアが多く住む都市だそう。

 

 
平均収入の額は驚きの9万8710ドル。
 

 

収入が高いと言っても生活費が高ければやっぱり満足度は下がります。

 

サンフランシスコで快適に暮らすには、年収$164,214(約1785万円)は必要となるというから一般人には全く手が届かないですね。

 

 

家はもちろん、アパートが借りれずに車中泊や会社に寝泊まりする人たちも多く、ホームレスの数は8011人。

 

そんなことを聞くと

 

 


そこまでしてサンフランシスコに住みたくない

 

と思ってしまいそうですね。

 

でも治安の良さなどからも留学や就職先に人気がある場所。短期間なら住みたいな、とも思ったりします。

 

ちなみに一人暮らしに必要な最低生活費は年間$69,072(約760万円)。手取り800万円の年収があってやっと最低限暮らすだけの生活はできるということです。

 

 

4人暮らしの場合で年収1300万円は

 

低所得者扱い

 

になるというから、開いた口が塞がりません。

 

自分が住みたい都市の相場を知るには…

 


 

 

家賃の高い都市には期間限定で住んでみる、という夢を持つ私。それも今現在「全米で最も住みやすい州」と言われるテキサス州に住んでいるからです。

 

将来はここを起点に違う州に住んでみたいと思っています。過去にも何度も引っ越しを考えたのですが、おそらくここの快適さよりいろんな意味で落ちると思いやめました。

 

 

そこで、各都市の平均値はどのくらいかな、と調べたいとき役に立つのが前述したZumperのサイト。

 

 

ここの下の方に「Full data」がありますので、そこの検索窓に検索したい都市名を入力すると、1BRと2BRの平均値が出ます。

 

 

1BRが思ったより高ければ、より安いStudioも検討できるし、2BRの平均値で3BRの家賃も想像がつくので、もしみなさんが引っ越しを考えているなら参考になるかと思います。

 

 

全米平均値の17払うと、それぞれの都市でどんなアパートが借りれる?

1BRで1217ドルを支払うと、一体どの程度のアパートが借りられるのでしょうか。

 

例1 カリフォルニア州サンフランシスコ($1315)(一般的なアパートはスタートがこれくらいなのでこれが最低レベル)

 


 

 


 

 

ニューヨーク州ニューヨーク ($1520)400Sq ft ※スタートの賃貸料 


 

 

マサチューセッツ州ボストン ($1250) 2BRのうちの一つの部屋

 


 

カリフォルニア州オークランド ($1250) この家賃は案件1件のみ 700Sq ft

 


 

カリフォルニア州サンノゼ ($1300) この家賃は1件のみ (350Sq ft)


 

全米1安いと言われる州 ミシシッピ州ハッティズバーグ ( $787 – 1,235) 1132Sq ft 


これが1BRとは…驚きの広さ! (NY州の3倍ですね)

 

ちなみに2019年、全米一住みやすい都市に選ばれたテキサス州オースティンの場合はこんな感じです。

家賃 $924 – 1,216


 


 

一例ですが、さすがアートの街と言われるだけあって、フロアプランの選択肢がものすごく多い物件もあります。レイアウトだけでなく、例えばここの物件はフロアの材質が違うものまであります。

 

箱部屋でないタイプだと解放感があっていいですね。取り付けられたインテリアもオシャレな感じです。

 
同じ家賃を払ってこれだけ違うとは驚きますね。
 

 

ただ、この物件もですが、同じ部屋での料金の差は他の都市にくらべかなり開きがあるようです。

 

実は私も今引っ越すならオースティンに行きたいな、と思っています。

 

 

 

最も家賃の高い都市では全米平均の家賃を払っても、物件自体がないかとても条件の悪いもののようです。

 

 


それなら家賃が安くて住みやすい、ほどよい田舎に住んで、あちこち遊びに行くのがいいな。

 

と私は思っています。

 

 

 
まとめ
家賃の高い都市はやっぱりニューヨークとカリフォルニアですね。どちらも大人気の都市で、とても刺激がある素敵な街です。

ただし、観光に行くのと住むのとでは全く別の話。

私は以前にハワイに住んでいたこともありますが、正直ハワイは大好きだけど、長期で住みたくはないなと感じた場所です。

今回紹介したサイトなどで、家賃を調べてある程度の感覚を身に着ければ、場所や周辺の施設、学校などのバランスを見てアパート探しの参考にできるのではないでしょうか。

 

 
 

 

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