今や芸能人や有名人もYoutubeにどんどん参入しています。これまでYoutubeでキャリアを積んできたのであれば生き残れる可能性は大きいですが、これから始める一般人にとってはハードルが上がっていますよね。でもYouTubeから有名になる人もたくさんいるのも事実。今回はアメリカで2019年に最も人気のあったYouTuber10人を紹介します。企画やキャラがずば抜けています。今後YouTuberになりたい人は要チェックです。
有名人からYouTuberか、Youtuberから有名人か
Justin Bieber(ジャスティン・ビーバー)やCody simpson(コーディー・シンプソン)、Susan Boyle(スーザン・ボイル)などYouTubeがきっかけで世界的トップスターになった人も多いですよね。カジサック、中田敦彦のYouTube大学、ヒロシ、藤田ニコル、、そして数日前に始まった宮迫博之さんの『宮迫ですッ!』などなど。。。
芸人さんの場合は『有名YouTuberや他の芸能人とコラボ』するコラボ企画で圧倒的に視聴回数を伸ばしています。中田さんのように飛びぬけた知識を持っているか、ヒロシさんのようなオタク系趣味があるか、という以外はコラボするのがトップYouTuberへの近道のようですね。
アメリカでは俳優、歌手、TVのMC、スポーツ、あらゆるジャンルの有名人でYouTubeをやっている人はもっと前からたくさんいますが、更新頻度もバラバラです。最近始めたという有名人もいますが、やっぱり人気のある人はアップ数が少なくても注目度が高いです。
この人たちを見ると、YouTubeで稼ぐぜ!と張り切っている人はおらず、あくまで本業の傍ら、自分の趣味や気が向いたら、的な感じでYouTubeを利用している感があります。
例えばZac Efronは2019年3月にYouTubeを始めて、たった16動画しかアップしてないですが、総視聴回数は4000万回超えです。
アメリカの有名人でYoutubeを利用している人は『稼ぐぜ』以外の目的(発信したいこと)があるのがかっこいいですね。
逆に、極楽とんぼの〇本さんみたいに『稼げるって聞いたんでYouTube始めました~』だけの有名人は正直すんごくダサいです。
トップになるには理由がある
稼ぐのが目的でYouTubeを始めるなら2018年2月まで→違法アップロード含め、著作権違反のラジオなど何でもアップすればOK
2019年12月まで→著作権違反やヘイト系、アダルト系など収益化審査通過しないジャンル以外で定期的にアップすればOK
2020年1月から→他のチャンネルと何か違う要素、『この人が発信してるから見る』『このチャンネルだから見る』のような要素が必要。
有名チャンネルをただ真似しただけではこれからは稼げなくなると思います。今後またYouTubeの規則が変わっても通用するような将来性のあるチャンネルを作る方が、絶対に良いです。
私的には『こういうことやっている』と人に自信をもって言えるチャンネルが良いと思っています。(キャリアにもなる)
その点、海外のトップYouTuberからは学べることがたくさんあります。
ジャンルが違っても企画の仕方やその他演出方法、撮影方法など、とても参考になります。
アメリカで最も人気のあるYouTuber10人
10位 Dude Perfect
とにかくアイデアが凄いです。発想力や企画力が抜群のYouTuber。2019年に最も稼いだYouTuber2位にランクインしています。
大学時代の友人たちと始めた遊びの延長だったチャレンジシリーズが、いつの間にかものすごく規模が大きなチャレンジになっていき、『この人たちじゃなきゃ無理』という圧倒的な存在感を見せているYouTuberです。
企画が廃れないどころか、編集もかっこよくなり、2009年の開始時の時から11年も経っているのにどの動画を見ても面白いです。さすがですね。
9位 Jenna Marbles
ジェナ・マーブルズはNYで最もユニークな観光地「マダム タッソー蝋人形館」で初めて蝋人形が作られたYoutuber。アメリカでは超有名人ですね。
マダム タッソー蝋人形館は世界の有名人たちの蝋人形に出会える場所です。オバマ大統領など政治家やマイケル・ジャクソンなどミュージシャン、さらにスパイダーマンなどのアニメキャラまで誰でも知ってる有名人というレベルの人たちの蝋人形があります。
そんな中にYouTuberとして初めて蝋人形が作られたのがこの人。
もう凄いとしかいいようがありません。
Youtuberというジャンルができたのも凄いですね。
ジェナ・マーブルズは日常によくあることを誇張して演じてみせたり、普通なら人が隠すようなことをさらけ出す奇抜なYouTuber。
10年前のYoutubeで、カメラの前で頭ボサボサ、下着でクレイジーなダンスをする一般人はなかなかいません。
マネできないとはいえ、普通は考えないような企画力は参考になるかもしれません。
8位 Rhett&Link
42歳のレットと41歳リンクのコンビYoutuber。アメリカのコメディアンで、コメディ動画の配信をしています。彼らも2019年の収入ランキング4位に入っている人気YouTuber。
コメディアンなので人を笑わせるプロ。アメリカの笑いを知ることもできますが、サムネイルのひきつけ方が半端ないです。
ヘンなボトルの開け方8つや、コストコの商品テイスティングなど、身近な題材を彼ら流に笑いに変えていて、とても引き込まれます。早くからメディアっぽい編集で定期的に配信しているのも人気爆発の要素かもしれません。
7位 Lilly Singh
インド系カナディアンYouTuberのリリー・シンは2017年にフォーブスの世界最高収入のユーチューバーとなった女性。
IISuperwomanIIという名前でチャンネルをスタートし、両親の出身地パンジャーブ文化紹介や日常の出来事、愚痴などをアップしていき有名になったのですが、やっぱり表現力があったのが成功の秘訣のようにみえます。
しかもリリー・シンはYouTuberとしてトップになっただけでなく、インド系の女性で初めてアメリカのメジャーなTV番組『late night talk show』で番組のホストとなった凄い人。
さらに、自分がバイセクシャルであることも公表しているという、いろんな『ユニークな要素』を持つYouTuber。
普通の出来事も表現方法次第でとても魅力的に演出できる、という良い例だと思います。
6位 Ryan Higa
メインチャンネルは『nigahiga』
『Higa』という名前から想像できるように、沖縄系の家系でハワイで生まれたYouTuber。アジア系でアメリカで人気者になるのは凄いと思います。
正直アジア系だと、若干バカにされているような下に見られるようなところがアメリカにはあります。
しかも、かなり昔2008年の時に『ヘイター』に向けてのメッセージを面白おかしく動画にしているのが凄い。鉄のメンタルですね。
大統領になって発言してみたり、コマーシャルをディスってみたりと企画自体が昔からユニークですが、編集もテンポよく、観ていて飽きない工夫がたくさんあります。
この時期にこんなに凝らなくても…と思うくらいですが、こういう編集を早くからしているから何年後に見ても飽きないのではないでしょうか。
今からYouTubeを始めるなら、何年後かに見ても時代遅れ感がないような工夫があると良いんじゃないでしょうか。
5位 Jeffree Star
ジェフリー・スターは34歳のカリフォルニア州オレンジカウンティに住むオネエYouTuber。
物凄いお金持ちで、有名なYoutuberで、人気も5位なら、最も稼いだYoutuberでも5位です。
もう存在自体がユニークなのでこれはマネできるレベルの話では全くないですが、日本でもオネエキャラは普通になっているし、今後オネエYouTuberがどんどん出てくるのではないでしょうか。
ただ、オネエだからというわけじゃなく、シンガーソングライターでもありメイクアップアーティストでもあるため、いろんな才能をもつオネエYouTuberなんですね。
Youtubeで有名になったのではなく、MySpaceで既に有名になっていたようです。
Youtubeではやっぱりメイク、ファッション、Vlog中心ですが、なんといっても超豪華な家の様子が見れるのが楽しい。
こういった超お金持ちが庶民の店に行く、超美人がオヤジっぽい一面を見せるなどの『ギャップ』がウケるんですね。
4位 JackSepticEye
アイルランド人YouTuberで、ゲーム実況やVlogを配信しているショーン・ウィリアム・マクローリン。2019年、アイルランドで最もチャンネル登録者数の多いYouTuberに輝いています。
2013年に、世界のトップYouTuberであるPewDiePieが動画内で彼のチャンネルについて触れたことでチャンネル登録者が一気に増え、知名度も上がったそう。
彼の実況スタイルは『徹底的に悪口を言う』というもの。極端に演出することで、逆に視聴者から応援してもらえるのだとか。彼曰く『好きになるか嫌いになるかどちらか』
つまり、視聴者の感情をどちらかに動かすのが目的で、それがうまくいき成功したのだそうです。
そうはいっても悪いやつなのではなく、『人のつながり』を大切にするYouTuber。
日本でインターネットビジネスで儲けた人たちの多くは『利益独り占め』タイプが多いですよね。稼いだお金で少しでも募金したりしているんでしょうか。私の経験では、超高額コンサルの面接の際『ボランティアじゃないんで』という発言を聞いて、『お金稼いでも人としての魅力ないな』と感じたことがあります。
3位 Markiplier
この人も2019年最も稼いだYouTuberランキングの7位に入っています。ドイツ人と韓国人のハーフのYouTuberで、ゲーム実況をしています。
サバイバルホラー系のゲーム実況で人気になっています。
最近の動画では、サムネイルに工夫を凝らしていて、ここに手をかけている感がすごくあります。実際にホラーに興味のない私も見てみたくなるようなサムネイルです。
2位 Shane Dawson
Youtuberとして大成功している以外にも、俳優、作家、コメディアン、ミュージシャンなど数々の経歴を持つシェーン・ドーソン。
人気ミュージシャンやTVドラマの物真似パロディなどの動画や、ジェフリー・スターとのコラボ動画なども度々アップしています。
始めの頃の動画は今では収益化できないタイプの『アダルト系ネタ』も多いので、卑猥系下ネタでウケているのはアメリカらしいかもしれませんが、人と違うクレイジーなことをしたことも飛びぬけた要素なのかもしれません。
幼少期はアル中の父から暴力を受けたり、太っていることや貧しい家庭であることでいじめを受けたり暗い過去があったそう。そして、勤務先でポールダンスをする動画をYouTubeにアップしたことで、彼、同僚、そして母や兄弟も仕事をクビになったのだとか。
ある意味振り切ってたのが功を奏したみたいですね。
2018年には本もリリースしていて、 I Hate Myselfie と It Gets Worseのどちらもベストセラーになっています。
1位 PewDiePie
世界一有名なYouTuberのピューディパイがやっぱり一番人気のYouTuberでした。ゲーム実況だけでなくもうどんなジャンルでも挑戦している様子ですね。
このMusic videoが一番再生されているのも『ギャップ』のせいでしょうか。
ただ、今年からYoutubeはしばらくお休みするそうです。
ところが、日本の包丁を購入し、開封しようとした妻マルツィアさんが飛び出した包丁が足の指に刺さり出血するというケガに遭ったり、
12月には日本の家に泥棒が入り、大切な貴重品が9割盗まれてしまったという被害に遭ったり、と災難続き。
日本の文化にも詳しいほど日本好きなピューディーパイですが、これで日本が嫌なイメージになってしまわないといいですね。
動画スタイルは「兄弟たちとYouTubeでゲーミング体験を共有すること」を目的にしたスタイルだそう。
YouTubeから少しずつ離れていくそうで、『しばらくお休みします』と宣言した1月15日以降、本当に投稿が止まっています。
2019年8月に結婚し、これからきっと子供ができたりして家庭を大切に暮らしていくんじゃないでしょうか。
ピューディパイもやっぱり多額の寄付をしています。
ピューディパイは世界自然保護基金とセントジュード子どもリサーチ病院のための慈善活動に参加。また登録者が1000万人を超えたことを祝し、彼のファンが募金できる”Water Campaign”チャリティを始めた。は目標額を250,000ドルとしていたが、そのチャリティは450,000ドルまで集まった。
T-Seriesとピューディパイの登録者競争は彼のファンやYouTube仲間の注目を集めるようになり動画のネタとしても扱われるようになった。ピューディパイ自身も動画や曲のネタとして扱ってはいるものの、視聴者に対して登録を強要するような意図はないとしている。しかし、一部のファンがインドの人々を侮辱するようなコメントを行うようになると、ピューディパイは「登録運動は過熱ぎみになっている」と発言し、悪意のあるコメントを止めるよう促した。彼は注目されている今の影響力を利用してインドの子供達の為に募金活動を呼び掛ける動画を投稿し、投稿一日で20万ドル以上寄付金が集まった。(wikipediaより)
こういう人としての魅力が、人気者の理由なんでしょうね。
日本人でこのくらいガッツリ寄付をする人がたくさん現れるといいですね。。。
やっぱり海外の大物はレベルが違います。
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